文学部 日本文化学科(日本語学・日本語教育学講座)

日本文化学科に入学した学生は、日本文化学科3講座が提供する 古代日本文学から琉球方言、アイヌ言語文化、ユーラシアの文化人類学まで 幅広く学ぶことができます。

日本語学・日本語教育学講座は文学部で最も少人数の教員構成になっています(日本語学専門2名、日本語教育学1名。ただし、国際文化学科文芸様態論講座にも日本語教育学専門の教員が1名赴任し、日本語教育学の指導は2名となりました)。

日本語教育学では、J.V.ネウストプニーの理論を中心に、異文化接触場面、つまり使用言語が母語ではない参加者の含まれる場面のインターアクションの考察をもとにした授業が 開かれています。非常勤の先生に応援を願っています。また、「日本語授業研究」では国際開発教育センターの教員に担当していただいて、日本語教育の実習を経験することができます。

ただし、日本語教師になるための実践的な授業は少ないので、日本語教師を目指す人は自分で「日本語教育能力検定試験」を受けたり、諸機関の日本語教師養成講座を受講するのが早道でしょう。本格的に日本語教育を目指す人は、大学院に進学して研究能力と日本語教育の専門知識を修得し、さらに実践的な経験を積む必要があります。

なお、文学部ではある科目の単位を取得することで「日本語教育コース」修了証を取得できる制度があります。「日本語教育コース」は決して日本語教師の資格ではなく、最低限の知識を得るためのものと考えてください。

千葉大学 文学部のウェブサイト
http://www.l.chiba-u.ac.jp

人文社会科学研究科 博士前期課程の紹介へ

人文社会科学研究科 博士後期課程の紹介へ